[svシーズン2シングル 最終292位]ガブハッサムミトム蜻蛉ルチェン
初めまして、イナフです。そして閲覧ありがとうございます。
シーズン2お疲れ様でした!
今回はシーズン2で使用した構築を紹介していきたいと思います。(初めて書く構築記事なので文章にお見苦しい箇所が多々見受けられるかもしれませんがどうかご了承ください)
[並び]
レンタルパーティとして公開してあります。パラドックス環境でももし興味があれば是非お使いください。
[構築経緯]
第6、7世代でよく愛用していた蜻蛉ルチェンサイクルを回して高速アタッカーor先制技持ちの一貫性を作る。この昔からの慣れ親しんだコンセプトが自分に1番合っていると思い構築を開始した。
第6世代からお世話になってる蜻蛉ルチェンコンビ、ミトムとハッサム。どちらもサイクルで負荷をかけていく上で大切な火力が高くハッサムに至っては終盤のフィニッシャーとしても活躍できるためこの2体を軸に並びを考えた。
次にサイクルを回す上で上記2体と相性のいいドラパルトを採用、終盤のフィニッシャーとしての活躍も申し分なく両刀にする事でサイクル戦のスタートダッシュが遅れてしまった場合でも相手の受けを無理やり崩す事ができる。
当時この時点でかなりいい並びができたと確信しており、最初の並びではステロ撒きと初手の荒らし性能が高いデカヌチャン、更に後半のフィニッシャー兼サイクルで負荷をかけれそうな鉢巻カイリュー、スカーフマスカーニャを採用。
←とてもかわいい
しかし現実はそう甘くはなかった...自信があった並びだけに勝てない時の苦痛は心にくるものがあった。もはやそもそものコンセプトがあまり強くないのかと思い始めた時期もあった。
そんな時、大人しくシーズン1のカイリュー入り上位構築のレンタルパーティを借りてみようと構築記事を漁っていたら非常に興味深い構築が目に入った。それがこちら
https://revolver-13.hatenablog.com/entry/SVs1
この並びのコンセプトを簡潔にまとめると、
ステロ撒きかつドラゴン・地面という複合タイプを持つガブリアスを見せる事で相手にテラスタルを強要させ、ハッサムのバレットパンチの一貫性を作りやすくする、という聞いただけでも強さがわかる並び。(詳しくは上記リンクをクリック)
この並びに出会えた事で、自分の使いやすいように微調整を少しずつ繰り返して今シーズンの結果が生み出された。
[個体紹介]
※一部上記構築記事の引用を使用しています、ご了承ください。
ドラパルト(龍)@命の珠
性格:無邪気 特性:すり抜け
実数値:163-141-95-152-85-213
努力値:0-4-0-252-0-252
技:ドラゴンアロー 流星群 シャドーボール
大文字
技構成は一致技のドラゴンアロー、流星群、シャドーボール、鋼への打点として大文字を採用することによりH振りのジバコイルやアーマーガァ、鋼テラスを切ったドラパルトなどをステロ込みでいい乱数で落とすことが出来ます。
テラスタルはドラゴンにすることによりドラゴンアローの火力を補えたりアーマーガァ+ドオー+ハピナスなどの受け構築に対してイージーウィンを取れることが多くかなり助かってました。ドラゴンテラスタル流星群もバグレベルの火力が出るため半減で受けられても裏のポケモンが通る、という展開も多かったです。
最初は準速のうっかりやで採用していましたが、同じく準速のドラパルトが増えたのと1舞した大抵のカイリューを上から縛れるのに魅力を感じて最速にしました。
ウォッシュロトム(妖)@突撃チョッキ
性格:控えめ 特性:浮遊
実数値:157-×-128-155-128-108
努力値:252-0-4-236-4-12
技:ハイドロポンプ 10万ボルト ボルトチェンジ テラバースト
H全振り B余り C出来る限り高く
Dチョッキを最大限に S同族嫌悪の12振り
貴重なサイクル潤滑剤、フェアリーテラスを採用することにより構築に出てきやすいドラゴンを返り討ちにできる、がサザンドラとの対面ではチョッキの安心感を背負いあえてテラスタルを切らずボルトチェンジなどから入ることによってミトムのフェアリーテラスタルの線を相手の脳内から薄めることができました。
安心して初手出し出来る機会が多く、ボルトチェンジからドラパルトやハッサム、マスカーニャで縛る動きが非常に強かったです。処理の面倒なラウドボーンやヘイラッシャに安定して後投げできる点も偉かったです。
ハッサム(鋼)@拘り鉢巻
性格:意地っ張り 特性:テクニシャン
実数値:175-198-120-×-100-90
努力値:236-236-0-×-0-36
H16n-1 A出来る限り高く S4振りアーマーガァ抜き抜き
とにかく鋼テラスタルバレットパンチが強力でした。無限の勝ち筋を拾ってくるカイリューを終盤上から縛る展開が多く、その他終盤のフィニッシャーとしてドラパルトと共に大活躍でした。ただ相手の先制技を耐えられるくらいにはHPを確保しておかなければならないので、雑にあと投げをしてそれが負けに直結してしまったことが多かったです。そこの管理は難しいと感じました。
他にはサイクルを回しつつ負荷をかけれる蜻蛉返り、サーフゴー意識の泥棒、鋼、ノーマルへの打点としてインファイトを採用しています。素早さをアーマーガァ抜きまで振ることによりサイクル終盤で上からインファイトで縛れる展開が多かったので振って損はなかったと思います。
ガブリアス(妖)@オボンの実
性格:意地っ張り 特性:鮫肌
実数値:208-165-140-×-105-137
努力値:196-0-196-0-0-116
Hオボン最大 B陽気鉢巻ドラパルトのドラゴンアロー確定耐え S準速サーフゴー抜き
今期のMVP、ただのステロ要因ではなく元々の選出誘導能力に加え、テラスタルをフェアリーにする事で初手のドラゴンミラーで強気に動くことができました。また、処理がめんどくさいサーフゴーに圧力を与えることができ、準速サーフゴー抜きのS調整にする事で、上を取られていれば『スカーフor最速メガネ』と持ち物の断定ができ、取られていなければ『地震で縛れるorテラスタルで拒否してくる』という何らかのアクションが起こるのでその後の処理が非常に楽でした。
技構成はメイン火力の地震、起点拒否&高耐久ポケモンを流せるドラゴンテール、初手の風船デカヌチャンに対して強く出れるアイアンヘッド。フェアリーテラスタルを切られるとドラゴンテールで流せなくなってしまう、という事態が起こりますがその場合は裏のハッサムで叩けるというこの縛り関係が本当に優秀でした。
マスカーニャ(草)@気合いの襷
性格:陽気 特性:しんりょく
実数値:151-162-91-×-90-192
努力値:0-252-4-×-0-252
技:不意打ち はたき落とす トリックフラワー けたぐり
技構成は一致ウェポンのはたき落とす、トリックフラワー、そしてドラパルトやスカーフサーフゴーへの打点になる不意打ち。けたぐりを採用することによりドドゲザンやテラスタルを切った後のサザンドラに一貫するなど非常に使い勝手が良かったです。変幻自在にすることによってけたぐりでサザンドラ、ドドゲザンを確定1発まで持っていける火力は出ますが、しんりょくの瞬間火力、及び安定して悪と草タイプを一致で撃ち続けられるという面を優先した結果、確定で倒すよりも『サイクルを回す過程で有効打があるかどうかが大事』と自分に言い聞かせてしんりょくでの採用に落ち着きました。実際にはサイクルを回した後であれば削れたサザンドラやドドゲザンが回ってくることが多く、しんりょくであることによってけたぐりを警戒されずにイージーウィンで試合が終わることが多かったです。
ラウドボーン(水)@食べ残し
性格:図太い 特性:天然
実数値:211-×149-130-95-103
努力値:252-0-124-0-0-132
技:フレアソング 鬼火 身代わり 怠ける
H16n+3 B余り S準速ドドゲザン抜き
選出率は最下位、ですが出した時はほぼ100%活躍をしてくれたポケモン。
技構成はフレアソング、物理ポケモンを機能停止に追い込める鬼火、地割れで落としにくるキョジオーンメタ、及び安定択にもなりうる身代わり、回復技の怠けるです。身代わりを搭載することにより対処の難しいブラッキーを安定して処理でき、引かれた場合も身代わりの貼ったラウドボーンが残りその後も有利展開が続くのもかなり強く感じました。
準速ドドゲザンが増えたと感じSラインを大幅に上げたことにより、Sに努力値を割いてないゴツメカイリューに上から鬼火を入れることができたのも非常に強力でした。
[構築の使用感]
現実的かつ強いコンセプトを持っており、その上いろんな構築に対してある程度対応出来る為、途中で飽きたり萎えたりということが一切なくむしろ『もっと上手く回したい!』とモチベーションが上がるような構築でした。
決して雑に使える構築ではないですが、使ったら使っただけきちんと答えてくれる構築だと思っています!
瞬間最高
[最後に]
ここまでの閲覧ありがとうございました!
構築が強かっただけにもっと上に行きたかった気持ちはありますが、非常に満足してます。
では次のパラドックスシーズンも頑張りましょう!
[チャンタ様へ]
この並びをレンタルパーティとして挙げていただいたり、快くアドバイスをくださり本当にありがとうございました!